群馬・上映会 監督舞台挨拶
- kanayama1
- 2017年11月5日
- 読了時間: 2分

拡声器となるラッパを二つかついで、JR高崎駅OPA前でマイクを握りながら3日、4日はボランティアの皆さんと計5時間半のチラシ配り。
駅から上映会場までの距離がとても離れていたため、このチラシ配りがどこまで実を結ぶのか確信を持てないまま、当日を迎えましたが、チラシを見た、あるいは地元FM群馬でも聞いて来た、と、来場者の方から声をいただき安堵しました。
テレビと違い、視聴者は圧倒的に少ないけれど、どんな方に観ていただき、何を感じ取っていただいたのか、直接、フィードバックを得られるのが映画の最大の魅力です。
今回は、映画の主人公である浅井力也君とお母さんの三和子さんと三人で上映後の舞台あいさつ。
スウェーデン・ストックホルムの上映会では映画を観た人から「三和子さんを支えるカウンセラーが映画の中に登場しないけど、なぜか」という質問をいただき、北欧ではスタンダードになっている環境が日本にはないことを気づかされました。
群馬で、ハンデを持つお子さんを抱えたお母さんが、「どうしても引きこもりがちになってしまうのはいけない。まずは、知り合ったお母さん同士でランチをしよう」と立ち上げたロリポップという市民グループの人たちに上映会にご参加いただきましたが、特に、舞台挨拶の三和子さんのスピーチには大半の方が涙を抑えきれず、改めて、ここに埋めるべき社会の隙間があることを痛感いたしました。
今回は群馬県教育委員会や前橋市のご後援を得て、全国助け合いハートプロジェクト主催の完全ボランティアで上映会が開催されました。関係者の皆様の献身的な取り組みに、心から感謝しております。
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