ブレスト授業で、商品/サービス開発!?
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高校生と社長が商品開発やサービスのアイディア出し!! お題は、「石垣島で電気バイク、GO SHAREをさらに普及させるためにはどうしたらよいか?」。
住友商事の社員で、GO SHARE社長の高橋良幸さんが、石垣市公営塾で、特別講義と実際に12名の島の高校生と一緒になってブレスト授業を行いました。
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1年前に石垣島に登場した電気バイク、GO SHARE。
太陽光発電などで得たエネルギーを活用して、自然循環型モビリティーの日本での確立を、まずは、この石垣島をパイロットモデルに市も応援して始まった事業です。
わずか1年で島のあちこちで見かけない日は無いほどの普及ぶりで、海外からのクルーズ船が来たときは稼働率がほぼ100%。
また、生活圏として石垣島を頻繁に訪れる竹富島の住人の利用も高いとか。
GO SHAREバイクの認知度は参加した高校生でも全員がその存在を知っていました。
しかし、平時の稼働率は、約3割~4割。
これをもっと向上させるにはどうしたらよいのか?
白紙ベースから、新規商品の開発やサービスについて、自由に高校生たちにアイディア出しをしてもらいました。
■石垣島の高校生からの電動バイクの利用者数を上げる為のアイディアはこちら!!
・バイク充電ステーションに伝言掲示板を設置。色々な情報を色々な人に書いてもらう
・もっと多くのホテルにバイクを置いて、貸し出す
・電動バイクの色の種類を増やす
・雨に濡れたら色が変わるバイクにして、雨の日でも面白みを持たせる
・同じ電池を使用して、地元の高校生でも使える電動自転車をつくる
・雨でも乗れるように、屋根付きバイクをつくる
・LINEポイントを利用する
・バイクの外観に高級感を出す(黒塗りバイク等)
・1台ピンクの電動バイクを創り、それを見つけたら島民がラッキーと思えるようにする
・石垣市民用プランをつくる
・レアバイクを写真にとり、それを見せたらクーポンを発行
・スタンプラリーをする
・紹介料を払う
・水の上を走ることができる電気バイクを開発する
・顧客のインスタのいいねがあ一定数超えたら、割引等の特典を付与する
・ボディをスケルトンにして、スケルトンを通し、石垣島の夕日を撮る
・コスプレ(くっぱ、まりお)をして、島内を走る
・電動バイクで行く、聖地を創る
・電動バイクで国際交流
・エコ活動に参加した人に、賞状を渡す
・島で激レアバイクをつくる(ぱいーぐるバイク等)
・ピザ屋さんに使ってもらう(それを見つけたら特典有)
・UBERシステムを入れて、配車する
・雨の日に、虹とバイクでインスタに上げられれば割引
などなど
実際の事業責任者である高橋社長を前にしたブレスト。
よいと思われれば実際に、自分の意見が開発やサービスに反映されるかもしれない。
そのようなリアリティのあるブレスト授業だけに、生徒たちは2班に分かれて、約15分で50以上のアイディアを出しました。
生徒たちは「ひとつでも自分たちのアイディアを形にして欲しい」と要望し、全てのアイディア記録を高橋さんに手渡し。
一方の高橋社長からも「高校生の意見の中から生まれる商品やサービスだからこそ価値がある」と持ち帰って、早速、社内でも真剣に検討したいとしていました。
今後、どのような展開が生まれるのか。
大変楽しみです。
高校生に商品開発してもらうマーケティング会社が東京にあるというのを以前、メディアで見かけたことがあります。
ブレスト手法は、これまで主に政策討論や記録映画製作の、企画や粗編段階で役立てていましたが、企業の商品開発やサービス改良にも役立ててゆければと思います。
高校生の知恵を借りてみたい!!
という方がいらしたら、直接お越しいただいても、テレビ電話による参加でも構いません。sa-bisu
ぜひ、一緒にやってみませんか?
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